撮影という行為を、ほんの少し、文学的に表現すれば・・・気づかなければ、簡単に見過ごしてしまう一瞬のきらめきに、「永遠の時」を与える作業、といいえるかもしれません。
たとえば、水泳競技会の撮影。
私たち「ドリームネットワーク」は、これまで何回もジュニア オリンピックカップの水泳競技を記録としてスチールカメラに収めてきました。50mの短距離でも、1500mの長距離にも、それぞれ選手一人ひとりの想いがあり、競技会に選出されるまでのサクセスストーリーがあります。
競技会は、まさに選手の晴れ舞台で、大きな期待に応えよう懸命に努力する姿、ライバルに打ち勝とうとする姿、さらに、プレッシャーを克服しようとする自身との戦いの姿、などが、わずか50mの競技中にも、ぎゅっと濃縮され、そこには日常とかけ離れた濃密な時間が流れています。その濃密な時間の中でも、もっとも選手が輝いている時間を逃さずにキャッチして、シャッターを切る・・・。
ひとつの物語が結実する瞬間です。
こうして撮影された写真には、思いつく限りの形容詞や美辞麗句に彩られた言葉でも伝わらない、見る人を瞬時に虜にするような魅力に溢れているものです。
写真という媒体を通して、素敵なメッセージを贈り続けること。
それが私たち「ドリームネットワーク」の事業の基本であり、理念です。