この第32回大会は、先日の世界水泳の際にも話題になった水着の影響のためか、参加人数は過去最大の5,345名である。特に13〜14歳・CS区分の出場者が増えたため、当初の進行予定では、予定終了時刻が23時にもなってしまうほどの非常に大きな大会となった。
表彰を競技中に行うなど、細かい調整でなんとか時間の短縮はしたものの、それでも終了時間が20時をまわる日もあり、規模の大きさを改めて実感する大会だった。
記録の更新も多く、日本新には届かなかったものの、男子1,500mでは会場が息をのんでレースを見つめていた。
最終日のみ雨にあたったものの、天候にも恵まれ夏の最後を飾るにふさわしい暑さと熱気の大会だったと思う。この夏にタイムを突破している選手は来春も出場が決まっている。参加人数が増えることは、全選手の全レースを撮影する我々にとっては大変だが、それに携われることを嬉しく思う。
レポート 菅野 了
主催:財団法人日本水泳連盟
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協力:社団法人日本スイミングクラブ協会