当社は「全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会」に出場した全選手のスチール撮影しています

JOC観戦記 2006 SPRING 4日目

第28回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会
期日 2006年3月27日(月)・28日(火)・29日(水)・30日(木)
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打越雅美選手、レースでの懸命の泳ぎ
打越雅美選手、レースでの懸命の泳ぎ
大会成功を支えた鈴木ジュニア委員長
大会成功を支えた鈴木ジュニア委員長
観客席からのリレー風景
観客席からのリレー風景
閉会式での表彰風景
閉会式での表彰風景
戦いを終えた後、閉会式で表彰を受けるスイマー達
戦いを終えた後、閉会式で
表彰を受けるスイマー達
大会マスコットも、最後まで大会を盛り上げた
大会マスコットも、最後まで大会を盛り上げた
コーチ、選手たちの撮影をするドリームネットワークのカメラマン
コーチ、選手たちの撮影をする
ドリームネットワークのカメラマン
JO卒業の南あわじスイミングスクール打越雅美選手と吉野コーチ
JO卒業の南あわじスイミングスクール打越雅美選手と吉野コーチ
 いよいよ4日目、大会の最終日。
今日のリポートは、南あわじスイミングスクールの打越雅美選手と長年打越選手を指導されてきた吉野コーチのお二人です。今大会でJOを卒業する打越さんの出場回数は、実に13回。打越さんは、吉野コーチが初めてJOに送り出した選手で、二人三脚で共に歩んできた歴史がある。これまで、いつも2位止まりだったのが、昨夏の400m個人メドレーで、初めて優勝のタイトルを手にする。
そのレースは、彼女にとっても吉野コーチにとっても、JOで一番の想い出になっているという。
打越選手は、4月からは島を離れ鹿児島の大学に進学が決まっている。そんな彼女が、「ベストを出すのは難しいけど、頑張って練習に励んで欲しい」と、これからJOに出場する後輩スイマーに、贈る言葉を残してくれた。
そして、けっして目立つ存在ではないけれど、陰で運営をしっかりと支え、大会を成功に導いた役員の方々を忘れることはできない。そこで、鈴木大会実行委員長に、お話を聞くことにした。
「今大会で印象深いのは、イトマン埼玉がイトマンを破って、なおかつ、最後のリレーでは新記録を出して優勝したこと。そして、多くの新記録が生まれたことです。昨年度で底辺拡大の目的を終え、今年からは質の向上を図るつもりで標準タイムを引き上げ、参加人数を絞り込む予定でしたが、うれしい誤算は、参加人数も増し、新記録も数多く誕生したことです。役員も選手も、いい調整ができて、よい大会となりました」と、感想を話していただいた。
取材を通して小耳にはさんだ話では、あるクラブのコーチが他のクラブへ転勤となることもあるようで、卒業していく選手だけでなく、転勤などで指導していた選手とお別れすることもあるようです。
季節は、春。別れと新しい出会いを繰り返しながら、子供たちが目指す最高峰「ジュニアオリンピック」は、毎年、その質を高めながら、悲喜こもごものドラマと、感動的なシーンを演出しています。
最後に、私たち「ドリームネットワーク」の写真販売受付のコーナーも、例年になく、最終日まで大混雑。このへんも、熱く燃えた大会を象徴しているといえるようです。

レポート 菅野 了
主催:(財)日本水泳連盟
主管:東京都水泳協会
後援:(財)日本オリンピック委員会・読売新聞社
特別後援:東京海上日動火災保険株式会社
協賛:株式会社デサント
協力:(社)日本スイミングクラブ協会