当社は「全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会」に出場した全選手のスチール撮影しています

JOC観戦記 2007 SPRING 3日目

第29回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会
期日 2007年 3月27日(火)・28日(水)・29日(水)・30日(金)
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会場も張りつめた雰囲気の決勝レース前
会場も張りつめた雰囲気の決勝レース前
最高のパフォーマンスを披露する選手達
最高のパフォーマンスを披露する選手達
今日から人気種目、リレーがスタート
今日から人気種目、リレーがスタート
朝のアップ風景
朝のアップ風景
いつも和やかな選手団控え所
いつも和やかな選手団控え所
いつも人気者、アリーナくん
いつも人気者、アリーナくん
フィットネスクラブパジャ期待の星、片桐選手
フィットネスクラブパジャ期待の星、片桐選手
 昨日に引き続き、快晴の天気。気温は24度まであがった。そのおかげで、辰巳のサクラは満開となりました。ただ、朝から強い風が吹いていて、会場外の各受付所も選手団が待機している場所も、紙やシートが飛んだり、めくれたりと大変な一日でした。
三日目の今日も人足は途絶えることなく、我がドリームネットワーク恒例の一般入場ゲート付近で行われるチーム集合写真撮影所も大混雑でした。
毎度のことながら、チームの皆さんへ「撮影希望時間帯は、各クラブとも予選終了前後の同時刻にかたまることが多く、待ち時間等で大変ご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます」
さて、今日の話は鳥取県のフィットネスクラブパジャの恩田コーチと片桐選手です。
片桐選手は、明日の11〜12歳50m平泳ぎにエントリーしているので、今日東京入りしたとのこと。昼過ぎに羽田に着き、夕方の辰巳での練習後に時間をいただいた。
フィットネスクラブパジャは、昨年スクール写真撮影を行っており、恩田コーチとはそれ以来の再会。お会いできて嬉しかったです。
12月に今大会出場決めた片桐選手が、この大会までに強化してきたことは伸びる泳ぎを意識しながらの姿勢修正だという。恩田コーチ曰く、「ポイントはキックの修正ですね」とのこと。すでにジュニアオリンピックの常連で、今回は自己ベストさえ出せれば十分決勝に残れると心強い意気込みだ。
そんな片桐選手が平泳ぎを種目としている理由は、初めてエントリーした大会でいい結果を残せたのと、一番好きな泳ぎだからだという。恩田コーチとはそれ以来の師弟関係である。この春で中学生になる片桐選手はひとつ上の選手クラスにあがるため、恩田コーチに直接教えを受けることはもちろん、こうして引率されるのも最後になる。
片桐選手から恩田コーチへメッセージ。
このとき恩田コーチには席を外していただきました。「今まで四年間お世話になっているので、良い思い出を恩田コーチとつくって帰りたいです。明日は頑張ります」だそうです。
「片桐くん、頑張ってね、僕もプールサイドから応援しています」
今日の終盤は、メドレーリレーの決勝でした。クラブの応援は、選手はもちろんコーチもよりいっそう熱がこもっていて、僕自身もそんな選手やコーチの一喜一憂に目を離さずにはいられませんでした。
いよいよ明日は最終日です。様々な思いでレースに臨んでいることと思いますが、全選手が悔いのない、良いレースができますように・・・

レポート 菅野 了
主催:(財)日本水泳連盟
主管:東京都水泳協会
後援:文部科学省・(財)日本オリンピック委員会・読売新聞社
特別後援:東京海上日動火災保険株式会社
協賛:株式会社デサント
協力:(社)日本スイミングクラブ協会